80億分の1 ゲームで生まれる

アジアに生まれるということ

タイに生まれたら

世界の赤ちゃんの227人に1人がタイで生まれています。タイで生まれる赤ちゃんの数は、日本の約8割です。数字と、ゲームの中で生きられた人生から、タイに生まれるということを考えてみます。

227人に1人タイに生まれる確率
1,592人1日あたりの出生数
76.7歳平均寿命(日本 84.1歳)
9.0人5歳未満の死亡・千人あたり(日本 2.4人)

タイという国

「微笑みの国」として日本人にもなじみ深いタイは、アジアの中でも少子高齢化が早く進んでいる国です。合計特殊出生率は1.20と、日本(1.15)とほとんど変わらない水準まで下がりました。80億分の1でタイに生まれる確率は227人に1人で、日本より少しだけまれです。

医療制度にも特徴があります。タイは2002年に「30バーツ医療」と呼ばれる国民皆保険を全国に広げました。医療費のうち患者が自分で払う割合は9.9%と、日本の12.2%をも下回ります。一方で、交通事故による死亡率は10万人あたり25.4人と日本の約9倍で、オートバイの多い道路事情が数字に表れています。国民の大多数が仏教徒で、ゲームでも家族の信仰は多くの場合、仏教になります。

日本と比べると

指標タイ日本
生まれる確率227人に1人187人に1人
年間出生数581,658人706,660人
平均寿命(男性)72.3歳81.1歳
平均寿命(女性)81.0歳87.1歳
5歳未満の死亡(千人あたり)9.02.4
80歳まで生きる割合51%70%
合計特殊出生率1.201.15
1人あたりGDP(購買力平価)26,300ドル55,400ドル
都市に住む人62.8%92.3%
農業で働く人28.6%2.8%
成人の平均就学年数9.0年12.7年
18歳未満で結婚した女性17.0%0.5%
女性の労働参加率59.0%55.9%
人生の満足度(0〜10)6.36.1
データ:ゲームに収録されている各国の統計(国連 世界人口推計2024年版、国連 子ども死亡率推計グループ、世界銀行 世界開発指標、WHO、ユネスコ、ILO、UNICEF、World Happiness Report 2025)。80歳まで生きる割合は、これらのデータからゲームが作る生命表による計算値です。

タイで生まれた子どもが80歳の誕生日を迎える割合は51%、日本では70%です。ただし、これは国全体の平均です。ゲームでは同じ国の中でも、家庭の暮らし向きや都市か農村かによって、確率がさらに上下します。

ゲームの中で、タイに生まれた人生

80億分の1にタイで生まれた赤ちゃんを12人分、プレイヤーなしで最後まで生きてもらい、亡くなった年齢の順に並べました。そのうち、短めだった人生、真ん中あたりの人生、長めだった人生の3つを紹介します。

短めだった人生農村部生まれの女の子

家庭
最も貧しい家庭のひとつ
学歴
中学校
仕事
従業員を抱える事業主
家族
結婚した、子ども2人
最期
71歳で亡くなった(心筋梗塞)
引っ越しの途中で、古い手紙の入った箱を見つけました。「ちょっとだけ」と床に座り込み、立ち上がったのは二時間後でした。32歳の年の記録より

真ん中あたりの人生バンコク生まれの男の子

家庭
裕福な家庭
学歴
大学卒業(医学)
仕事
病院の診療科長
家族
結婚した、子ども1人
最期
80歳で亡くなった(肺炎)
古い上着の内ポケットから、五年ほど前に自分自身から隠したお金が出てきました。38歳の年の記録より

長めだった人生地方の小さな町生まれの女の子

家庭
最も裕福な家庭のひとつ
学歴
高校卒業
仕事
会社の取締役
家族
結婚した、子ども3人
最期
87歳で亡くなった(心筋梗塞)
壁の向こうの隣人は、毎晩あなたの知らない言葉で言い争っていました。やがて、仲直りした気配が聞き分けられるようになりました。42歳の年の記録より

名前や出来事はゲームが作ったもので、実在の人物とは関係ありません。どの出来事がどのくらいの頻度で起こるかだけが、その国の統計に従っています。引用はゲーム内の年代記の文章です。

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