短めだった人生地方の小さな町生まれの女の子
- 家庭
- 裕福な家庭
- 学歴
- 博士号(医学)
- 仕事
- 病院の診療科長
- 家族
- 結婚した、子どもはいない
- 最期
- 81歳で亡くなった(心筋梗塞)
夜八時には携帯の電源を切ることを覚えました。世界は終わりませんでした。食べ物の味が、また感じられるようになりました。39歳の年の記録より
アジアに生まれるということ
世界の赤ちゃんの544人に1人が韓国で生まれています。韓国で生まれる赤ちゃんの数は、日本の約3分の1です。数字と、ゲームの中で生きられた人生から、韓国に生まれるということを考えてみます。
お隣の韓国は、世界で最も子どもが生まれにくい国になりました。韓国統計庁によると、合計特殊出生率は2023年に0.72まで下がり、2024年は0.75と9年ぶりにわずかに上向きました。ゲームのデータでも0.75で、日本の1.15よりさらに低い水準です。そのため、80億分の1で韓国に生まれる確率は544人に1人と、日本(187人に1人)よりもずっと小さくなっています。
生まれたあとの条件は日本とよく似ています。平均寿命は男性80.8歳、女性86.6歳で、5歳未満の死亡率も千人あたり2.8人と、日本と並ぶ低さです。目立つのは教育で、高等教育の総就学率は111.9%に達します。100%を超えるのは、在学者の数を同じ年代の人口で割る「総就学率」の性質によるものです。激しい受験競争や住宅費の高さ、長時間労働が少子化の背景としてよく挙げられますが、日本の若い世代にとっても他人事ではないでしょう。一方で自殺による死亡率は10万人あたり27.5人と、日本の17.4人を上回ります。
| 指標 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| 生まれる確率 | 544人に1人 | 187人に1人 |
| 年間出生数 | 243,230人 | 706,660人 |
| 平均寿命(男性) | 80.8歳 | 81.1歳 |
| 平均寿命(女性) | 86.6歳 | 87.1歳 |
| 5歳未満の死亡(千人あたり) | 2.8 | 2.4 |
| 80歳まで生きる割合 | 75% | 70% |
| 合計特殊出生率 | 0.75 | 1.15 |
| 1人あたりGDP(購買力平価) | 63,100ドル | 55,400ドル |
| 都市に住む人 | 81.2% | 92.3% |
| 農業で働く人 | 5.1% | 2.8% |
| 成人の平均就学年数 | 12.7年 | 12.7年 |
| 18歳未満で結婚した女性 | 0.5% | 0.5% |
| 女性の労働参加率 | 56.8% | 55.9% |
| 人生の満足度(0〜10) | 6.0 | 6.1 |
韓国で生まれた子どもが80歳の誕生日を迎える割合は75%、日本では70%です。ただし、これは国全体の平均です。ゲームでは同じ国の中でも、家庭の暮らし向きや都市か農村かによって、確率がさらに上下します。
80億分の1に韓国で生まれた赤ちゃんを12人分、プレイヤーなしで最後まで生きてもらい、亡くなった年齢の順に並べました。そのうち、短めだった人生、真ん中あたりの人生、長めだった人生の3つを紹介します。
夜八時には携帯の電源を切ることを覚えました。世界は終わりませんでした。食べ物の味が、また感じられるようになりました。39歳の年の記録より
お母さんが、あなたの知らない若いころの話を突然してくれました。あなたはそれを携帯電話に録音しました。37歳の年の記録より
早朝、皆が眠っていて、お茶はまだ熱いままです。あなただけの二十分です。35歳の年の記録より
名前や出来事はゲームが作ったもので、実在の人物とは関係ありません。どの出来事がどのくらいの頻度で起こるかだけが、その国の統計に従っています。引用はゲーム内の年代記の文章です。